紀尾井ホール(千代田区紀尾井町6、TEL 03-3237-0061)内の小ホールで8月23日、邦楽ワークショップ「紀尾井のようこそ、邦楽!2015和楽器をやってみよう」を開かれる。
同ホールは、クラシック専用の紀尾井ホール800席と邦楽専用の紀尾井小ホール250席からなり、これまでも著名音楽家による公演などを主催してきた。
子どもから大人まで、幅広い年齢の方に邦楽を気軽に楽しんでもらうことを目的に行う同企画。日ごろ間近で見ることができない多様な邦楽器を手に取り、実際に演奏しながら楽器に親しむことができる。
第一部のワークショップでは、琴・尺八・三味線・薩摩琵琶(さつまびわ)・小鼓(こつづみ)・しの笛といった楽器の演奏に挑戦するほか、水道管を使って尺八の製作なども行う。第二部では、ワークショップの指導にもあたる東京芸術大学の卒業生で結成する和楽器オーケストラ「あいおい」による演奏を行う。「和楽器オーケストラのための犬夜叉メドレー」「妖怪ウオッチ」「妖怪人間」「ゲゲゲの鬼太郎」といった妖怪メドレーを披露するほか、「さくら変奏曲」「都の春」といった曲にあわせて楽器の紹介も行う。
「これまでも同様のイベントを開催してきた中で、邦楽器を見たことがあっても触ったことがあるという人は少ないが、当企画に参加することで、新たに楽器に興味をもたれる方の姿が多く見受けられる」と広報担当の松江さん。
「第二部では、ワークショップで触った楽器や指導した演奏者が登場するので、親しみをもって鑑賞してもらえると思う。大人の方のみの参加はもちろん、夏休み期間中なので自由研究の課題としてもご利用いただければ」とも。
募集人数は先着120人。定員に達し次第終了。申し込みは郵便かメールで受け付ける。
開催時間は第一部=13時~14時30分、第二部=15時~16時。第二部のみ別途参加者を受け付ける。参加費は、小中高生=1000円。大人=2000円。親子セット券=2500円。