赤坂のサントリーホール(港区赤坂1)で4月11日、第53回「こども定期演奏会」が開かれる。
2002年から同ホールと東京交響楽団が日本初の子どものためのオーケストラ定期演奏会として、年4回開く同演奏会。子どもたちがオーケストラの一員として演奏する「こども奏者」や、チラシの絵、シーズンのテーマ曲に応募できるなど、さまざまな形で子どもたちが参加できるのが特長。
今シーズンのテーマは「オーケストラ・タイムマシーン」。「バロックと古典」「ロマン派前期」「ロマン派後期」「近代~コンテンポラリー」と4つの時代をクラシック音楽とその歴史について、指揮者と司会を務めるテレビ朝日アナウンサーの坪井直樹さんが解説を交えながら進行する。
『「ずっと昔・・・」バロックと古典』をサブテーマに掲げた今回は、指揮者に藤岡幸夫さん、ソリストに小学5年生のチェリスト・北村陽さんを招き、ハイドンの「チェロ協奏曲」を演奏する。ほかにも、「こども定期演奏会2015テーマ曲」、モーツアルトのオペラ「フィガロの結婚」序曲、J.S.バッハの「G線上のアリア」など6曲を披露する。
同ホール広報担当の松原聡子さん「子どもから大人まで楽しめる内容で、1回券もお求め安い価格になっている。ぜひ聴きにきてほしい」と呼び掛ける。
11時開演。4公演分の年間会員券は1万円。1回券は3,000円。次回以降の公演は7月4日・9月26日・11月14日。小学生1年生以上。