日本コロッケ協会(港区赤坂5)が9月6日、「第2回コロッケグランプリ2014」を発表した。
「コロッケから世界の食卓を笑顔にする幸せ革命」をコンセプトに掲げ、コロッケ業界を盛り上げる活動を行っている同協会。協会では、コロッケ好きを自ら宣言する人を「コロッケニスト」と呼び、ホームページ上で「コロッケ検定」を受験し合格することにより「認定コロッケニスト」となり、名刺が発行され協会員に認定される。
「コロッケグランプリ」は、認定コロッケニストや一般人から「本当においしいコロッケ店」の情報を募り、同協会ホームページ上で5月6日~8月31日まで、投票を実施。「ポテト部門」「クリーム部門」「バラエティー部門」「メンチカツ部門」など、コロッケの琥珀色にかけて「金賞」と評した33店のコロッケ店が選ばれた。
「東日本ポテト部門」に選ばれた、「楽万コロッケ店」(港区)は、「ソースをかけずに羅臼(らうす)のこんぶ塩をかけて食べるのだが、コロッケの常識を覆される味だった」と同協会事務局長の竹内琢俊さん。「西日本ポテト部門」の総菜店「梅しん」(京都府)については「コロッケの中心に牛すじが入っていて、ジューシーな味わい。手軽なコロッケなのに高級感を味わえる一品」と話した。
「前回の2倍以上の投票があり、全国のおいしいコロッケ店の情報がたくさん集まった。これから始まる味覚の秋に、金賞コロッケを味わってほしい」とも。