サントリーホール(港区赤坂1)は昨年9月12日、同ホールの新しいオリジナルトートバッグ「ミナ ペルホネン&サントリーホール オリジナルトートバッグ」を発売。昨年末の商戦から売り上げが伸びているという。
同商品は、サントリーホールが2007年9月1日にリニューアルオープンしたことに合わせて作られた新しいオリジナルトートバッグ。ファッションデザイナーの皆川明さんが手掛けるブランド「ミナ ペルホネン」とコラボレーションした。「ミナ ペルホネン」の愛用世代がクラシックコンサートに足を運ぶためのきっかけ作りとして販売することで、これまでとは異なる層を取り込むのが狙い。昨年末12月より売り上げが倍増。「商品の魅力に加え、クリスマスに合わせた特別公演などが集中し、新しい来場者が増えたことも相乗効果となって売り上げが伸びた一因」と、同ホール広報担当者は推測する。
「ミナ ペルホネン」とはフィンランド語で私を意味する「mina」と「蝶」を意味する「perhonen」を掛け合わせた言葉。皆川さんがスカンジナビアで旅をした折に、そのライフスタイルやカルチャーに共鳴し、フィンランドの言葉から取ったブランド名にした。蝶の美しい羽のようなデザインを軽やかに作っていきたいという願いが込められている。
同商品のテーマはサントリーホールに合わせ「音楽」。バッグの外側には音符と「ミナ ペルホネン」のモチーフである「蝶々」をデザイン。バッグ内側にも、蝶のモチーフとサントリーホールのネームタグが付く。サイズは横28×縦35×幅5センチで、素材には麻を使用。ブラックとパープルの2色を用意する。
「同商品はホール内のショップで販売しているが、毎月1回ホールで無料のオルガンコンサートを開催しているので、そうした機会にご来場いただければチケットが無くてもお求めいただける。人気のデザイナーとのコラボレーション商品は、イチオシのオリジナル商品」(広報担当者)。
価格は3,675円。