民主党(本部=千代田区永田町1)青年局は現在、2月23日~3月27日に行う民主党オフィシャル学生インターンシップの募集を開始している。
同党のオフィサルインターンシップは今回で4期目。学生の社会教育の場として提供するだけでなく、若い人たちに政治に関心を持ってもらうことを目的に実施。他の党や議員の事務所でもインターンシップを行っているが、事務所ごとや、議員インターンシッププログラムを運営するNPO法人のドットジェイピー(港区六本木)と通じて行うケースがほとんど。
民主党では青年局が率先してインターンシップを行い、集中研修講座などを設け学生の社会勉強を支援する。「学生を入れることで若い人たちの感性や考え方を取り入れたい。また外部の人を入れることで政策の透明性も高めたい」と担当者。
インターンシップは議員事務所での事務や電話受け取りなどの秘書業務がメーン。昨年度のインターシップでは、管直人代表代行や長妻昭衆院議員の事務所など約60の事務所がインターンシップに協力した。各委員会や本会議の傍聴、政策立案の体験など、政治の生の現場を見ることもできるという。
青年局では、学生のインターンを支援するため、10回にわたって集中研修プログラムを実施。マナー研修だけでなく議会制度、政策立案方法に関する講座や勉強会、議員との懇親会も行う。研修の最終企画として模擬街頭演説会も用意されており、インターンシップに参加した学生が実際に渋谷や秋葉原などで街頭演説を行う予定。希望者は議員が行う地元活動を体験もできるという。
今年は約50人の学生を募集。参加無料。インターンシップ期間と衆議院解散、選挙の期間が重なってしまう場合は中止する可能性もあるという。
1次締め切りは1月30日、最終締め切りは2月20日。今月16日より順次説明会も行っている。