赤坂の「ギャラリー小川」(港区赤坂3、TEL 03-3583-3628)で7月3日~5日、展示イベント「バパ・カトのMade in Bali 2014 イラストバティックとスケッチ展」が行われる。
イラストバティックをサルーン(腰巻き)として使うバリの女性たち
赤坂でデザイン会社を運営する加藤雄三さんがバリのサヌールやレンボンガン島で制作した「イラストバティック(ろうけつ染め)」や、バリの風景のスケッチを展示する。
加藤さんは、武蔵野美術大学でデザインを学びグラフィックデザイナーとして就職。その後独立し、赤坂で働いて約30年になるという。仕事の関係で行ったバリの魅力にはまり、バリ島の風景などのスケッチを制作。今回の企画では3年ほど前から作り始めた「イラストバティック」を展示する。
「イラストバティック」は、ジャワ島などで有名なバティックの手法を使い、布地にポップな柄のイラストを染めて作った布地のもので、加藤さんの造語。作品は現地の職人と一枚一枚手作りで制作し、飾ったり、インテリアで使ったり、サルーン(腰巻き)にしたりなどの用途があるという。
展示する「イラストバティック」のテーマは、現地のビール「ビンタンビール」や、月明かりに照らされたバリのヤシの木など。4,000円程度での販売を予定するほか、加藤さんの出身地の仙台名物「仙台だるま」をバリの仏像彫師がストラップにしたものなども、少数だが販売するという。
開催時間は11時~19時(最終日は18時まで)。入場無料。