赤坂氷川神社(港区赤坂6、TEL 03-3583-1935)で6月22日、体験行事「茅の輪(ちのわ)をつくろう!」が開催される。
毎年6月30日に行われる「夏越の大祓式(なごしのおおばらえしき)」の茅の輪くぐりに使われる茅の輪を作る同行事は今回で6回目。神社の伝統行事を地域の人たちに理解してもらうことを目的に、氏子青年会「ともえ会」協力のもと平成21年から実施しているもの。
当日は、職人による指導のもと、大きな茅の輪に使う「茅(ちがや)の選別」、子どもたちによる「小型茅の輪の製作」「大祓神事と茅の輪神事の由来についての勉強会」「社殿にて大祓詞奏上」などを予定。
同神社担当者は「小型茅の輪を家に掛けておくと疫病にかからないという言い伝えがある。子どもには各自1つずつ茅の輪を作ってもらい、1家庭に1つ持ち帰ってもらっている」と話す。
「夏越の大祓式は午後5時から執り行う。 輪をくぐり、罪穢(つみけがれ)を取り除いて心身を清め、無病息災を祈念するための茅の輪づくり体験に、ご参加いただければ」と参加を呼び掛ける。
体験講座は14時30分~。会費は1人500円(ともえ会会員は無料)。定員は40名。応募は電話かホームページで、前日の17時まで受け付ける(定員に達し次第終了)。長袖着用。雨天決行。