赤坂の日枝神社(千代田区永田町2)で11月1日、「七五三詣」が行われた。
「七五三詣」とは、3歳の男女児、5歳の男児、7歳の女児が神社にお参りし、健やかな成長を祈る儀式。同神社では、2010年から七五三の祈祷を受けた記念に、女児には巫女姿の「オリジナルリカちゃん人形」、男児には「オリジナルチョロQ」を授与している。
11月15日の七五三を前に、今年の七五三広報大使を務めたのは、第13回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞した女優の吉本実憂さん(16)。
当日は小袖に朱色の緋袴(ひばかま)をはいた巫女(みこ)姿で登場、広報大使任命式に臨んだ。その後、神事の際に用いられる千早(ちはや)を着用し、参拝に訪れた子どもたちと共に健やかな成長を願う祈祷(きとう)の儀式に参加。儀式では、鈴の払や玉串拝礼などを行い、祈祷を受けた子どもたちに声をかけながら祝いの記念品を手渡すなど大使としての任務を果たした。
「今日は微笑みでいこうと思ったがやはり緊張した。緊張していても自信をもってがんばろうと思った」と吉本さん。「初めて巫女さんの格好ができて嬉しい。この髪型が似合う女性になりたい」とも話す。自身の七五三の思い出については「3歳の時に撮った写真には1枚も笑顔のものが無かった。参加されたお子さんたちの笑顔が見れて安心しました」と語った。
七五三詣の受付は9時~16時。祈願料は1万円から。