アークヒルズ(港区赤坂1)の桜並木で3月14日、ソメイヨシノの開花が確認された。
1986(昭和61)年に民間初の大規模再開発事業として建てられた同施設。開業時、敷地の周辺を含め150本の桜が植林され、現在では全長700メートルに及ぶ並木道となっている。
今年は昨年より15日早く敷地内でソメイヨシノの開花を確認。ソメイヨシノは桜の中でも全国的に最も広く植えられている種類で、主に桜前線や桜の開花情報はこの品種の開花状況を指すといわれる。日本気象協会(豊島区)によると、3月上旬の季節外れの暖かさが大きく影響し、例年よりも早い開花となったという。
今月20日からは同敷地を取り囲む桜坂からスペイン坂にかけてのライトアップも始まる予定。