上智の現役女子大生・山戸結希監督の処女作、中野で公開へ

「あの娘が海辺で踊ってる」を手掛けた山戸結希監督

「あの娘が海辺で踊ってる」を手掛けた山戸結希監督

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 上智大学(千代田区紀尾井町)映画研究会に所属する山戸結希さんの監督処女作「あの娘が海辺で踊ってる」が11月10日より、ポレポレ東中野(中野区)で上映される。

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 同作は同大学文学部哲学科4年に属する山戸監督初の長編映画。今年5月に開催された「第24回東京学生映画祭」で審査員特別賞を受賞した。

 静岡県熱海を舞台に、アイドルを目指す舞子と日本舞踏が趣味の菅原という女子高生2人のひと夏を描く同作。「現役女子大生の立場から、大人と子どものはざまで日々自分や周囲の人間と葛藤し、悩み続ける女子高生たちの独特な世界観を表現したいと思った」と山戸さん。

 今回は「あの娘が海辺で踊ってる(完全版)~処女の革命3本立て~」と題し、山戸監督処女作の同作に加え、短編1作、「あの娘が海辺で踊ってる」を実際に演劇で上演する「さよならあの娘」を公開する。

 今後について、「女性の映画監督は少ないが、これからも女性の視点を大切にした作品をつくっていきたい」と話す。

 上映は21時~。料金は1,200円。今月16日まで。

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