十五夜の日に当たる9月30日、永田町の日枝神社(千代田区永田町2)で「中秋管弦祭」が開かれる。今年で45回目。
毎年、旧暦8月15日の「中秋の名月」(十五夜)に開かれる同祭。境内に野外舞台を設け、民間の雅楽演奏団体として最も古い歴史を持つ「小野雅楽会」の協力で、平和と安泰を願う楽典を執り行う。
当日は、江戸時代から歴史と伝統ある「山王太鼓」のほか、笙(しょう)や篳篥(ひちりき)、琵琶などの雅楽器で奏される「管弦」、頭に天冠(てんかん)を着け、季節の花や鈴を持って巫女(みこ)が舞う「神楽舞」や「舞楽」など10演目を予定する。
「古式ゆかしい雅楽を中秋の名月と共に楽しんでいただければ」と同神社担当者。
開場17時30分、開演18時。チケットの問い合わせは同神社まで。