一休(港区赤坂3)は8月28日、新業態のソーシャルギフトサービス「サプレ!」のベータ版をリリースした。フェイスブックを活用することで、利用者が友人や知人と費用を分担してプレゼントを購入できる。
誕生日や記念日などサプライズでのプレゼント需要を見込む同サービス。利用者はフェイスブックのリストからギフトを贈りたい相手を選び、「ホテルのスパクーポン」、「レストランのランチクーポン」などのクーポン券のほか、「Amazonギフト券」、「iTunesギフト」などの商品を選択。そのうえで、フェイスブック上で共通の知人などに共同購入への参加を呼びかける。
購入に同意した参加者は、同サービス内のポイント「SP!」を1ポイント=1円で購入。商品の代金が集まった時点で取引が成立し、指定した日時にギフトと参加者のメッセージを記した「ヨセガキ」が届く仕組みだ。
「日常のちょっとした場面で『伝えたい気持ち』を気軽に贈ることができる」と同社。SNSを活用することで利用者一人当たりの負担を軽くし、プレゼント購入の利用増加を狙う。
今後はベータ版を試験的に運用し、11月にグランドオープンする予定。