調理人グループ「給食系男子」が6月14日、ディスカバー21(千代田区平河町2)で料理イベントを開催した。
会社員や漫画家など10代~40代の男性11人が参加する同グループ。「男が作る家メシ」をテーマに活動し、今年4月にはレシピ集『家メシ道場』を発売。「調理工程はだいたい3ステップ」「材料費100円程度」「調理時間は5~20分」という簡単レシピが好評となり、Amazonブックランキングで1位を記録した。
この日のイベントは、発売から1カ月で5万部を突破したことを記念して開催された。グループ立ち上げの経緯や書籍に収められたレシピ誕生秘話などを披露したほか、参加者とともに料理のワークショップも実施。「ヒビが入らず、キレイに殻のむけるゆで卵の作り方」などを実演した。
ワークショップに参加した男性は「今まで知らなかった調理方法を学ぶことができた。簡単なので、話のネタにもなると思う」と話す。
「料理は人と人が結びつくためのソーシャルツール。多くの男性に支持されて嬉しい」と給食系男子一合(号)の小林智之さん。「とはいえ、ここまで大事になるとは」と感激した様子でイベントを振り返った。