赤坂のマスコット「赤坂親善大使」のリーダーを決める「赤坂親善大使総選挙」で、女の子のマスコット「アユミン」が当選した。港区総合支所が3月25日、発表した。
同支所は1月末、一般公募により集まった664点のキャラクターデザインの中から、グルメ・ファッション・ショッピングに興味のある好奇心旺盛な女の子「アユミン」、赤坂の平和を守り、赤坂の楽しさを伝える男の子「アカサカメン」、赤坂散策が趣味で、赤坂の歴史を調べて独自の散歩マップを作成中の「アカオくん」の3体を、赤坂の魅力を広く伝える「赤坂親善大使」として選出。2月29日~3月18日に、リーダーを決める「総選挙」を実施した。
選挙にあたり、各マスコットはフェイスブックやツイッター上で、赤坂のまちづくりに関する「マニフェスト」を発表。赤坂の街頭などで投票を呼び掛けるPR活動を行った。投票は同支所や地元商店街の店舗で受け付けたほか、フェイスブックからの「いいね!」も1票として数えた。
投票総数は5131票で、「アユミン」=1938票、「アカサカメン」=1721票、「アカオくん」=1472票。「アユミン」がリーダーに決定した。
この結果を受けて、「アユミン」のキャラクターデザインを手掛けたデザイナーの伊藤うちゅぷさんは「3体の中で唯一の女の子キャラクターだったことで、他の候補と差別化できたのかも」と分析。「赤坂は繁華街のイメージが強いが、子ども連れでも行けるようなあたたかみがある街でもある。『アユミン』には女の子らしい愛らしさによって、街を元気にする手助けをしてもらえれば」と話す。
「アユミン」は今後、同支所の「一日支所長」を務めるほか、他のマスコットと共に赤坂地区の広報活動に取り組む。