日本各地にシネマコンプレックスを展開するユナイテッド・シネマ(港区赤坂2)は6月20日より、「みんなの映画プロジェクト2008」として映画のあらすじであるプロットを募る「シネマプロットコンペティション2008」を展開、作品を募集している。
同プロジェクトは、生活者の視点を生かした映画づくりを目指して、同社が取り組むプロジェクト。作品主体のマーケティングから生活者主体のマーケティングにシフトし、興行者として映画ファンに密着したビジネスを展開してきたマーケティングのノウハウを生かして新しい映画づくりに挑む。
これまで同プロジェクトは、「シネマプロットコンペティション」と近年のデジタル化に対応した「CG&アニメーション・フィルム・フェスティバル」の2つのコンテストを柱に展開してきた。今年はシネマプロットコンペティションのみの開催となる。
シネマプロットコンペティションは、作品の完成度より個人の世界観や体験を重視した映画のプロットのコンテスト。近年はブログが元になり出版、映像化される作品が増え、以前より一般生活者の世界観や体験に注目が集まるようになった。同コンテストでは、そうした背景から一般生活者の世界観や貴重な体験を元に「映画のモト」を広く募集し、生活者視点の映画制作を目指す。
応募期間は6月20日~9月8日。400字詰め原稿用紙2枚~5枚程度。グランプリに輝いた作品には30万円を贈る。
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