TBSこと東京放送ホールディングス(港区赤坂5)が12月2日、スマートフォンなどモバイル端末向けのコンテンツ開発・提供などで日本経済新聞社(千代田区)と業務提携すると発表した。
「スマートフォンなどモバイル端末向けの新コンテンツの開発・提供」と「インターネットや放送を通じたアジア向け映像と情報の発信」を目指し提携する両社。日本の技術や文化、流行などを扱う外国語番組も制作し、アジアのテレビ局や動画サイトに提供。日本企業のアジア向け広告ニーズに応えていく体制も確立する。
両社と関係が深い毎日新聞とテレビ東京ホールディングスがコンテンツ開発・制作などで協力し、NTTドコモや三井物産も企画やマーケティングで協力する。新聞・放送・通信を取り巻く環境変化に対応し新市場を開拓するためには、各社が単独で対応するよりも企業や業界の垣根を超えた協力が効果的との判断で一致した。
業務提携は来春より始める予定。