赤坂の歴史やゆかりの地を巡るイベント「赤坂街歩きの会」が4月18日、赤坂エリアで開かれた。
主催は赤坂街歩きの会。2010(平成22)年10月に第1回を開いて以来、不定期で実施している同イベント。歴史スポットや寺社、坂道などを巡りながら、赤坂の成り立ちや街の記憶に触れる内容で、これまでにも大岡越前守忠相をテーマにした街歩きを行うなど、赤坂の歴史や人物、街の変遷に着目した企画を続けてきた。
今回は、同会が赤坂の魅力を伝えるために作成した、地域の名所や歴史を題材にした「赤坂かるた」に記されたスポットを巡るシリーズの第2弾として実施。「祝!満開の桜!赤坂の春を歩こう!」をテーマに、20人が参加した。
当日は、エスプラナード(田町)通り、みすじ通り、一ツ木通り、浄土寺、丹後坂、鈴降稲荷、黒鍬谷、円通寺、銀杏ケ丘、報土寺、赤坂サカスを巡り、赤坂の街に残る歴史の痕跡を約2時間20分かけてたどった。
円通寺では、江戸の「時の鐘」の一つとして知られる鐘の歴史や、戦時中の供出と戦後の返還について紹介。銀杏ケ丘周辺では、現在のTBS一帯に近衛第三連隊が駐屯していた歴史や、戦後に「ラジオ東京」(現TBS)が赤坂で放送を始めた経緯にも触れた。報土寺では、江戸の面影を伝える練り塀や、力士・雷電為右衛門にまつわる石碑なども見学した。
参加した40代男性は「10年以上赤坂にいるが、こうして街の歴史を意識しながら歩くと、初めて知ることが多かった。普段は家と会社の往復になりがちだが、これをきっかけに赤坂の歴史や街のいろいろな場所にもっと触れてみたい」と話していた。
次回開催は5月16日。参加費は1,000円。