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とらやが来年の干支「巳」モチーフの和菓子 生菓子など5種販売

「干支羊羹(ようかん)『春日(はるひ)の巳』」

「干支羊羹(ようかん)『春日(はるひ)の巳』」

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 2025年の干支(えと)である「巳(み)」にちなんだ和菓子を現在、赤坂の老舗和菓子店「とらや 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3408-2331)が販売している。

3種類のヘビの絵を施した「干支パッケージ 小形羊羹」(左から「おもかげ」「新緑」「夜の梅」)

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 今年のラインアップは5種類。「干支羊羹(ようかん)『春日(はるひ)の巳』」(中形=2,160円、竹皮包=4,320円)は、春の日の光を指す季語「春日」と、柔らかな日差しを受けて進むヘビを黄と緑の練ようかん表現し、穏やかな春の始まりを感じさせる意匠に仕立てた。

 「干支パッケージ 小形羊羹」(各324円)は、小倉の「夜の梅」、黒砂糖入りの「おもかげ」、抹茶入り「新緑」の3種類を用意。とらや広報担当の黒川さゆりさんは「絵柄は、明るく穏やかな新年を過ごしていただきたいという思いを込め、縁起がよいとされる白へビを、新年にふさわしい華やかな色を背景に柔和な表情であしらった」と話す。「小形羊羹5本入 干支柄化粧箱」(1,782円)も販売する。

 12月16日には生菓子の販売も始める。「幸(さち)の訪れ」は、白小倉あん入りの薯蕷(じょうよ)まんじゅうに焼き印を押して輪を描いたような美しい白ヘビの姿を表現し、幸福の訪れを予感させる意匠に仕上げる。琥珀(こはく)製の「廻巳(めぐるみ)」(以上540円)は、白ヘビを思わせる練ようかんを琥珀(こはく)かんに浮かべ、縁起のよい白ヘビを回の字形にした意匠に、幸福が回るよう願いを込めたという。

 黒川さんは「白ヘビは福や吉兆と結び付けられ、縁起物として大切にされてきた。2025年もお客さまに幸せがたくさん訪れますようにとの思いを込めて用意した」と話す。

 営業時間は9時~18時(土曜・日曜・祝日は9時30分~)。毎月6日定休(12月は営業)。生菓子「幸の訪れ」「廻巳」は来年1月15日まで、「干支羊羹『春日の巳』」「干支パッケージ 小形羊羹」「小形羊羹5本入 干支柄化粧箱」は1月中旬まで取り扱う予定。準備数に達し次第、終了。

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