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B級グルメ王・柳生九兵衛の「赤坂うまいもんめぐり・ぐるグルメ!」《第8回「名華園料理店」》

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●「名華園料理店」(港区赤坂3、TEL03-3583-7777)


韓国から日本に来て約40年。もちろん今では日本語もペラペラのご主人が、2人の弟さんと営む韓国式の中華料理店。「中華の料理人だったお父さんを子供の頃から手伝っていたから自然と料理ができるようになったんです」というご主人ですが、実は元々は日本に勉強をしに来た留学生。大学卒業後にはそのまま日本の企業に就職し、長い間勤務した後、一念発起してこの店を始めたのだとか。

 「開店当初は、韓国人の友人や知りあいが来てくれるだけでしたよ」と笑うご主人。でも現在では、酢豚や「千烹鶏」(唐揚げの甘辛ソース炒め、3,800円、写真左)など、人気の大皿料理類を囲んでみんなでワイワイとお酒を楽しむ方たちが多数来店。日本の政治家や有名人たちなども頻繁に訪れるほどの人気店になっています。また、来日した際、この料理を楽しみにしている韓流アイドルや韓流スターも多いのだとか。

そんなお店でありながら、14時までのランチタイムには、な、なんと一食たったの500円からという大サービスの各種定食メニューがずらり。ボリュームたっぷりな料理または麺類に、お新香、ライス、スープ付き、これなら誰でも気軽に利用できてしまいます。

 開店当初からの人気メニュー、韓国式の「ジャージャー麺」(1,000円、写真上)も、ランチならライスも付いて900円。さらに、夜の料理に付けてくれるカクテキや生玉葱、たくあんも特別にサービス。春醤(チュンジャン)という甘辛い調味料を付けて食べるのが韓国式中華の流儀です。

この春醤をベースに挽肉、玉葱、キャベツ、ニンニクなどを合わせ、炒めて作った肉味噌がたっぷりのせられたジャージャー麺は、中華麺ではなく自家製の玉子麺を使用。もちもちでやさしい味わいの麺に肉味噌をしっかりとからめて召し上がれ。

目玉焼付きのチャーハンに自慢の肉味噌を添えた「ジャージャーチャーハン定食」(1,000円・※夜は単品で1,300円、写真左下)や、油っぽさがなく、さっぱりしたチゲ風のスープがうまい炒馬麺(辛いチャンポン)とジャージャー麺がセットになった「チャムジャー麺」(1,500円、写真右下)もおすすめですよ。





***

「名華園料理店」
港区赤坂3-12-1フローレンス赤坂ビル1F
03-3583-7777
11:00~翌4:00
無休

【関連リンク】

◇B級グルメ王・柳生九兵衛の「赤坂うまいもんめぐり・ぐるグルメ!」《第6回》「中華うずまき」(赤坂経済新聞)

http://akasaka.keizai.biz/column/34/

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