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自民党が食堂を一般開放-風評被害を受けている野菜を提供

ランチは日替わりで提供する。写真は、人気の「野菜カレーとサラダのセット」(550円)

ランチは日替わりで提供する。写真は、人気の「野菜カレーとサラダのセット」(550円)

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 自由民主党(本部=千代田区永田町1)は3月31日から、同党本部食堂をランチタイムに一般開放している。

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 東日本大震災を受け、原発による風評被害を受けている被災地やその周辺農家の野菜を積極的に購入し、同食堂のランチメニューとして提供する。「福島と周辺各県の一部の農作物について出荷が制限されているが、流通している安全な野菜や食料まで購入を控える必要はない」と広報担当者。福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉の農家の野菜を使う。

 メニューはすべて日替わりで用意。「小松菜(埼玉産)のせハヤシライス」などの定食メニューは(400円)、茨城産のレタス、栃木産のトマト、群馬産のキュウリなどが入った「サラダ」や「ほうれん草(埼玉産)のおひたし」、「豚肉と小松菜(埼玉産)のオイスター炒め」などの一品メニューは100円前後で提供する。毎日のメニューは、同党ホームページでチェックすることができる。

 「『風評に惑わされないこと』も私たちにできる支援の一つ。党本部食堂は、どなたでもご利用いただける。被災地、そして農家のみなさんを元気づけるためにも、近くにお越しの際は、党本部の食堂で安全安心な野菜ランチを楽しんでいただければ」と広報担当者。

 営業時間は、平日の11時30分~13時30分。取り組みは4月いっぱい続ける予定。

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