赤坂に札幌みそラーメン専門店「北の大草原」(港区赤坂3、TEL03-5575-3645)がオープンして2カ月が過ぎた。運営はケープラン(新宿区)。
四谷店、秋山店に続く3店舗目となる同店。店舗面積は17坪、席数は20席。みそだれをはじめ、麺、バターも北海道産を使い、札幌みそラーメンに欠かせない中太ちぢれ麺は現地から空輸する。トッピングのバターは北海道産の「四葉バター」を使用する。
スープ、たれ、ラード、野菜を高温で炒め、「全ての食材のうま味が一体となる」札幌ラーメン特有の「あおり」を行うのが同店のこだわり。「具とスープを絡める際に中華鍋で一杯ずつ『あおり』という調理方法で火入れをしている。この一手間がみそラーメンに絶妙なコクと香りを生み出す」と同社取締役の高済虎さん。
メニューは、スープと中太ちぢれ麺の相性がいいという「香り味噌らぁめん」(850円)のほか、「味噌らぁめん」(750円)、「辛味噌らぁめん」(850円)、「カレーらぁめん」(680円)、「味噌つけ麺」(700円)など。オープン以来、ランチ時には行列ができ、夜から深夜にかけても客足が途切れない状態が続く。
高さんは「ラーメンの特徴である熱々と奥深さなどからマッチする立地を探した結果、赤坂にたどり着いた。赤坂のお客さまは味やサービスに対する感覚が非常に高く、チャレンジできる環境だと思った」と話す。「今後は都内を中心に本場札幌の味を伝えられる店舗として、小型~中型の店舗を増やしていく」とも。
営業時間は11時~翌3時30分(金曜は翌5時30分まで、土曜は23時まで)。日曜・祝日定休。