赤坂のトルコ料理レストラン「赤坂 アセナ」(港区赤坂2、TEL03-6230-2239)は11月20日、「まるごと羊料理とボジョレ・ヌーボーを楽しむ会」を開く。
「今年のボジョレ解禁は11月18日。そしてトルコの国民的行事であるクルバンバイラム(犠牲祭)は11月16日~19日。偶然重なった2つのお祭りを同時にお祝いしようと考えた」とオーナーのトラン綾子さん。
クルバンバイラムはイスラムの祝祭で、巡礼者が神にいけにえを捧げる4日間のお祭り。羊や牛などのいけにえを捧げるトルコ国民に深く根付いた行事で、イスラム暦のため日程は毎年変わるが、今年はたまたまボジョレ解禁日と重なった。
「日本で羊肉といえば臭いイメージを持たれる場合も多く、調理法といえばジンギスカンのように焼いて食べるくらいしか知られていないことに歯がゆさを感じていた。トルコ人にとって羊肉は最も神聖で大切な肉。トルコには羊肉のおいしい料理が数多くあり、代表的なシシケバブをはじめ、さまざまな調理法の羊料理を楽しんでもらえれば」とトランさん。当日は、クズ・ピルゾラ(ラムチョップのグリル)、羊肉の香草風味オーブン焼き、イシュケンベチョルバス(羊の胃袋のスープ)、シシケバブ(ラム肉の串焼き)、ビベルドルマ(ピーマンの羊肉入ピラフ詰め)なども用意する。
開催時間は18時~22時。料金は、事前予約=6,000円、当日参加=6,500円。定員は先着40人。