東急キャピトルタワー(千代田区永田町2)に10月18日、パリの高級ベーカリーを販売する「ドミニク・サブロン」(TEL 03-3504-8588)がオープンする。経営はマキシム・ド・パリ(千代田区)。
同店を構える場所は、オフィス、ホテル、店舗などが入る複合ビルの東急キャピタルタワー。「周辺のオフィスで働く方に、帰宅する際にパンを買うというライフスタイルを浸透させたい」と寺川尚人社長。「日本に本格的なパリのパンが定着するように提案していきたい」とも。
オープンに先立ち開催した内覧会には、ドミニク・サブロンさんがパリから来日した。ドミニクさんは、もともとレストランでパティシエとして活躍。その後、ブーランジェに転身した。「一番大事なのは、日本でも同じレシピで100%同じ味を再現できるかということ。日本の榎本哲シェフとは何度も打ち合わせを重ねてきた結果、何も問題なく自分の味を再現してくれている」とドミニクさん。
定番のパンやサンドイッチ、デリメニュー、手土産にもなるスイーツギフトなど豊富な種類を販売するが、なかでもドミニクさんの一押しは「バケット 『ル・ブーランジェ』」(357円)。北海道産の小麦粉を使い、低温長時間発酵を経て手作りすることで、粉本来の味わいを最大限に引き出したという。ほかにも、フランス産オーガニックの粉を使ったドミニクさんの代表作「ブール・ビオ・オ・ルヴァン」(840円)や、人気の「クロワッサン」(231円)なども用意する。
営業時間は8時~20時。