上野の老舗焼肉店「陽山道」が赤坂に-デザイナーズホテル連動も

外観の様子。コンセプト・カラーの「赤」が印象的。

外観の様子。コンセプト・カラーの「赤」が印象的。

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 外食事業や遊技事業などを手がけるヤナガワ(台東区)は8月8日、田町通りに同社4店舗目の老舗焼肉店「焼肉 陽山道(やんさんど)」(港区赤坂3、TEL 03-5114-6657)をオープンした。

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 同社は、ゴルフバー「CAFE&BAR EAGLE」やデザイナーズホテル「センチュリオンホテル・レジデンシャル・赤坂」など、現在赤坂で幅広く事業を展開。その流れに合わせ、同社の原点である焼肉店を赤坂に進出させた。東京・上野の本店は「激戦区」といわれる同地で50年以上続く老舗の焼肉店。「赤坂のネームバリューを生かし、陽山道のブランドを広く浸透させたい」と同社飲食事業部部長の梁川博実さん。

 店舗面積は45坪で、席数は60席。店内はコンセプト・カラーである赤を基調にデザイン。個室としても利用できるよう建具を設けた半個室形態を採用。赤坂で働くビジネスマンやOLをメーンにホステスなどもターゲットに狙う。「接待でもプライベートでも利用できる、他店とは異なる高級志向の焼肉店を目指す」と梁川さん。

 同店は、同社が手掛けるデザイナーズホテル「センチュリオンホテル・レジデンシャル・赤坂」の1階部分に店舗を構えており、同ホテルとの連動も図る。今後、同ホテルで食事付きプランや弁当のサービスなどを提供していく方針。

 メニューは、「陽山道特選カルビ」(3,500円)、「陽山道壺漬けカルビ」(2,500円)など、黒毛和牛と同店で50年以上続く秘伝のタレを使用した日本のスタンダードなスタイルの焼肉を提供する。また、韓国宮廷料理のライセンスを持つシェフを採用し、クレープ状の薄皮にナムルや卵、肉類など8種類の具を挟んで食べる「九節板(クジョルパン)」などの韓国宮廷料理も提供する。「九節板」はコース料理「王コース」(10,000円)のみで提供。

 営業時間は、平日・土曜=11時30分~翌4時、日曜・祝日=11時30分~23時。

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