赤坂の生パスタ専門店「パストディオ」(港区赤坂2、TEL03-3584-2505)が9月1日から提供している秋の新作メニューが話題を集めている。
メニューの内容は、「チョコレートパスタ」(990円)、「マロンとエビのクリームソース」、「キノコのデミグラスソース」(以上1,050円)、「キノコのリコッタチーズ」(990円)の4つ。中でも意外な組み合わせの「チョコレートパスタ」は客の興味を引き、同店の名物メニューになりつつあるという。
メニューが生まれた経緯について、オーナーの仙波賢也さんは「店長がいたずらして、料理長がウスターソースとチョコレートソースを間違えた結果できたパスタが意外においしかったのでメニュー化した」と話す。濃厚なカボチャクリームソースをかけた生パスタに、チョコレートソースをアレンジしたこのメニューは、「ほんのりチョコレートの風味もあり、スイーツ感覚のパスタに仕上がった」(仙波さん)。
シェフの岸野光義さんは、イタリアの星付きレストランで修行し、国際グルメ・コンクール金賞を受賞した経験も。「東京で話題のイタリアンはたしかにおいしいが、価格が高く、気軽に食べることができないのが残念。ランチ、ディナーともに気軽にパスタを食べてもらえるように、リーズナブルな本格イタリアンを今後も提供していきたい」。
営業時間は11時~23時30分。「チョコレートパスタ」を含む秋の新作メニューの提供期間は10月31日まで。