赤坂ACTシアター(港区赤坂5)で6月9日、ブロードウェーミュージカル「CHICAGO」日本語上演版が開演する。
同公演は、1996年の初演以来、ブロードウェーとロンドンで数々の演劇賞を受賞してきた。1998年から昨年までに5度の来日公演をも果たしている。今回の日本語版上演は2008年に続き2回目。前回同様、主演のロキシー・ハート役に米倉涼子さん、ビリー・フリン役に河村隆一さんを迎えるほか、世界各国の「CHICAGO」公演に出演するアムラ=フェイ・ライトさんがヴェルマ・ケリー役として出演する。
「日本語を母国語としないアムラさんが加わることによって、どこの国の人が見ても楽しめるようなワールドワイドな作風を表現できれば。海外版・日本版のCHICAGO両方を見ているような気分になれる」と広報担当者。「アムラというブロードウェーイ女優が加わっても、米倉さんがどれだけひけをとらずに臨めるかも見どころ」とも。
6月13日・17日にはアフタートークショーを開催。米倉涼子さんや河村隆一さんらの出演者が出席し、公演に至るまでの経緯や苦労話などを披露する。
「この作品はブロードウェーミュージカルの王道中の王道。一度もミュージカルを見たことがない人は、最初に見る作品としておすすめ」(広報担当者)。
上演は7月4日まで。チケット料金は、S席=1万2,000円、A席=1万500円。