日本財団ビル（港区赤坂1）で5月11日、シアター・セミナー「これでいいのか、日本のメディア～50年後を考える～」が開催される。主催はシアター・テレビジョン（新宿区）。

　スカパー!262chで時事番組やインタビュー番組などを放送する同社は、昨年「ガマンも限界、メディアの出番～メディアが本当の役割を果たすとき」と題し、1回目のセミナーを開催。2回目となる今回はジャーナリストの黒岩祐治さんをナビゲーターに、新聞や民放テレビ局などのマスメディアの衰退ぶりと今後のメディアの在り方についての討論会を行う。

　パネリストはエコノミストの日下公人さん、軍事評論家の志方俊之さん、元文藝春秋編集長の堤堯さん、中部大学教授の武田邦彦さん、元産経新聞社会部の高山正之さん、シアター・テレビジョン会長の大塚隆一さん、合計7人が登壇する。

　同社ディレクターの高谷賢治さんは、「出演する面々は、主に紙メディアの世界で活躍して来た方が多いが、マスコミの論調や権威などには決して迎合しない、独立心あふれた人ばかり。かなりタブーがないメンバーなので、討論会は目からうろこが落ちる内容になるはず」と今回の見所を説明。「ナビゲーターの黒岩さんを除けば、皆さん66歳以上。そんな『人生の大センパイ』世代からの真摯なメッセージを若い人へも伝えたい。本当の論客がここにいます」とも。

　開始時間は18時から。質疑応答を含め20時終了予定。入場料2,000円。定員200人。当日の様子はユーストリームとニコニコ生放送でインターネット生中継される。参加申込はシアター・テレビジョンWEBサイトか電話（TEL 03-6458-8114）で受け付ける。