レンタルオフィスと貸会議室を全国展開する日本リージャス(港区赤坂1)は、5月にカナダ大使館庁舎のプラースカナダに、全国で21カ所目のサービスオフィス「青山プラースカナダ」(港区赤坂7)を開業する。
サービスオフィスとは敷金、礼金、公共費が不要で、契約後の翌日から入居が可能なレンタルオフィス。初期投資が低額で済み、設備投資がいらないため、主に起業する人に利用されている。収容人数202人、76 室のオフィススペースと6 つの会議室を設置する。
日本リージャスは世界78カ国・450都市に1,000以上のレンタルオフィスを展開するリージャスグループ(本社=ルクセンブルク)の日本法人。現在、東京、横浜、名古屋、大阪、神戸、広島、福岡、仙台など21か所にサービスオフィスを開設。今回、赤坂に立ち上げる「青山プラースカナダ」では、レンタルオフィス、貸し会議室のほかに、実際にはオフィスを開設せず仮の事業所の所在地として設定できる「バーチャルオフィス」のサービスも提供。バイリンガルの常駐スタッフも用意する。
「現在、渋谷センターではIT関連のベンチャー企業、起業家が多く、大手町センターでは金融関連企業、日比谷センターでは官公庁と取引のある企業が多い。赤坂に開設する青山プラースカナダは人材関連、サービス業もふくめ多岐に渡ると予測している」と会長の呉さん。会議室は、通常の会議はもちろん、企業の説明会や株主総会、また企業の採用時期には、面接室、面接待機室などにも利用することができる。
料金は1カ月=9万9,000円~。