ANAインターコンチネンタルホテル東京(港区赤坂1、TEL03-3505-1111)は3月19日、世界を舞台に活躍する3つ星シェフとして名高いピエール・ガニェールさんと提携したレストラン「ピエール・ガニェール」をオープンする。
同ホテル36階にオープンする同店の店舗面積は266平方メートル、席数は個室3室を含め61席。窓からは東京タワーなど東京の中心部を見渡すことができる。宿泊客の約60%が外国人宿泊客の同ホテルに合わせた価格設定や、ビジネスで多忙な人のためのクイックランチなど取り入れながら、「日本の四季の食材を使った新しいスタイルのフレンチを提供する」という。
ピエール・ガニェールさんは1950年、フランス生まれ。1980年に独立しその後ミシュラン2つ星、3つ星を獲得し、現在はラスベガス、ドバイ、パリなど世界に7店舗を展開。パリの「ピエール=ガニェール」は、2008年に英レストラン誌での「世界の素晴らしいレストラン50選」で3 位を獲得している。
2007年4月にANAホテルズとインターコンチネンタルホテルズグループが共同ブランド化した同ホテルは、これまでに国内最大級のクラブフロア専用ラウンジの新設、客室の改装など数々のプロジェクトを実施してきた。
「ピエール・ガニェール」のオープンについて、広報担当の森直美さんは「世界的に著名で、ワクワクするような驚きのあるおいしい料理を提供するガニェール氏を迎えることで、ホテルの新たな価値の創造につながる」と話す。「ガニェール氏の料理を目的に足を運んでいただくお客さまが、最終的にホテルそのもののファンになっていただけるよう、ホテル全体への好循環な流れをつくりたい」とも。
セット・コースメニューは、ランチセット(数量限定、ワンプレートランチ=4,095円)、ランチコース(6,300円~)、ディナーコース(1万8,900円、2万4,150円)など。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時(ラストオーダー)、ディナー=18時~21時(ラストオーダー)。月曜定休。