赤坂の書店「双子のライオン堂」(港区赤坂6)が12月末で閉店することが分かった。
2015(平成27)年10月に赤坂にオープンした同店。約36平方メートルの店内に約4000冊を並べる。作家や研究者などによる「選書」を柱に、新刊・古書やオリジナルグッズを扱う。作家や研究者らが「100年後でも読みたい本」を選ぶ棚を複数設け、店内では読書会などのイベントも開いてきた。
店主の竹田信弥さんは高校時代にオンラインで古本販売を始め、2013(平成25)年に文京区白山で実店舗を開いた。赤坂移転後もイベントを続け、コロナ禍以降はオンラインも取り入れながら読書会に力を入れてきた。読書会は月15~20回ほど開き、長編を分割して1年かけて読む「連続読書会」も展開してきた。
閉店は、建物の建て替えに伴うもの。工事開始は早くても来年以降になる見込みで、情勢によっては後ろ倒しになる可能性もあるという。
「新しい本屋の形を探しつつ、どんな形でも本屋と読書会は続けたいと考えている。移転先は赤坂を含め都内で検討しているが、まだ未定。これまで利用してくださったお客さまには感謝している」と竹田さん。
営業時間は15時~20時。日曜・月曜・火曜定休。