冬イベント「赤坂冬おどり」が12月12日、赤坂サカス広場（港区赤坂5）で行われ、約1200人が来場した。主催は赤坂通り商店会と赤坂溜池町会。

「BAR 91's」のブース

　昨年に続き2回目となった同イベント。会場中央に高さ約11メートルのクリスマスツリーを設置し、ツリーの足元を囲むように輪ができ、参加者たちはクリスマスソングなどに合わせて踊りを楽しんだ。

　会場には飲食ブースを設け、たこ焼き店「銀座ふくよし 赤坂店」、洋食＆中華料理店「aLuca」、ヨーロッパ料理店「GoodTime東京赤坂」、「BAR 91's」などが出店。たこ焼き、ビーフシチュー、スープ料理「ボルシチ」などを提供し、ビール、日本酒、ワインのほかココアなど温かいドリンクも用意した。テントや椅子席も設け、踊りの合間に飲食を楽しむ来場者の姿が見られた。

　イベントは16時30分に始まり、司会のTBS初田啓介アナウンサーが登場し、赤坂通り商店会の小出俊二会長による開会のあいさつで始まった。踊りは18時ごろに始まり、参加者が徐々に増えていった。踊り手グループ「赤坂あかね会」も参加し、盆踊り実行委員会のメンバーらと共に踊りの輪をリード。親子連れや近隣で働く人たちの姿も見られ、仮装や着ぐるみ姿で参加する人もいた。赤坂通り商店会によると、1200人が集まったという。

　昨年に続き参加した40代の女性は「昨年より寒かった気がしたが、気候に左右されず多くの人が集まっていた。昨年より人出も多かった印象。最後までみんなで踊り続けて楽しかった。飲食もおいしく、体が温まった」と話した。