気象予報に関するサービスを提供するウェザーマップ(港区赤坂)は6月23日より、赤城乳業とのコラボレーション企画で、アイスキャンデーのガリガリ君が天気予報を伝える「ガリ天2008」を開設した。
ガリ天とは、赤城乳業が提供するアイスキャンディーのキャラクター「ガリガリ君」が全国各地の天気予報を伝える毎年夏季恒例の天気予報サイト。当日、翌日の暑さを「食べたくなるガリガリ君の本数=『ガリ指数』」で表し、気象情報を配信する。
指標となる「ガリ指数」は各地の気温、湿度などの気象データをもとに試算されたもの。「ガリ指数」の目安は、「1ガリ」=ガリガリ君1本で乗り切れる暑さ、「2ガリ」=熱中症に注意が必要な暑さ、「3ガリ」=熱中症警報となる。今年は、指標として「箱ガリ」が初登場。猛暑の日に「箱買い」することで、家族などでまとまって熱中症対策を取ることを促す。
ガリガリ君専属気象予報士の江花純さんは「体感温度というのは非常に難しく、欧米人と日本人によっても違うし、当然男女で違い、個人差もある。『ガリ指数』では、ある論文に載っていた計算式を使って、ベースとなる指数を算出した。地域差も考慮している」と説明する。
サイト上では、傘や太陽のマークの代わりに日本地図上にガリガリ君のアイスと箱の図が使用され、そのアイスの本数と箱の図で「ガリ指数」が表示される。予報は朝と夕方の1日2回。朝は当日、夕方は翌日の予報。
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