赤坂サカス（港区赤坂5）で11月11日、｢White Sacas｣プレオープンイベント「河口恭吾×荒川静香プレゼンツ WOMANING～今を生きる女性たちへ～」が開催された。

　サカスに設置された特設会場には、同日リリースされた河口恭吾さんのコンセプトアルバム「WOMANING～今を生きる女性たちへ～」で作詞を担当した6人の女性が登場。プロフィギュアスケーターの荒川静香さん、ファッションデザイナーのコシノヒロコさん、女優の柴吹淳さん、ウェブディレクターの田中明子さん、ファッションモデルの桃華絵里さん、現役女子高生の三日月さんが、アルバムに関するトークショーを行った。

　河口さんの「リアルな女性観、生の声を聞いて作品にしたい」という思いから実現した同企画。彼女たちの詞に河口さんがそれぞれ曲を付け1枚のアルバムが誕生した。「直接会って、どんな詞を書きたいかというところからスタートした。日常の会話ではあまり人に言わないようなこと、言いたくないようなことから詞は生まれることが多い。皆さんのバックボーンを知りながらつくった」と河口さん。2000作を超える一般応募から選ばれ、本作品に参加した女子高生の三日月さんは「素晴らしいアーティストである河口さんと共演できるなんて本当に光栄」と感激しながら語った。

　トークショーの後には、河口さんの生の歌声に合わせて荒川静香さんがサカスのスケートリンクを滑走。曲は荒川さん自身が作詞した「Dreamer」。「わたしの体験から感じたことを詞にした曲で滑れたことが何よりうれしい。都会の真ん中にあるリンクで滑るのは、いつもと気分が変わって気持ち良かった」と荒川さん。

　当日はは雨の中、約800人が会場を訪れた。