赤坂のオーガニックワイン専門店「マヴィ」(港区赤坂2、TEL 03-6822-9066)で9月26日、「ローフードセミナー」が開催された。
ローフードとは生菜食(raw food)という意味。新鮮な野菜、果物、ナッツ、海藻、発酵食品などをそのまま、もしくは酵素を壊さないよう46~48℃までの温度で調理した食事のことをいう。
セミナー講師を務めた酒井美保子さんは、幼少のころからアトピーやぜん息、社会人になってからは慢性疲労症候群に苦しんだ経験の持ち主。「血液、腸が汚れていると知り、食改善に取り組んだのがきっかけ」と酒井さん。渡米しローフードを学び、現在はLiving Light Culinary Art Institute公認アソシエートシェフ・インストラクターとして講演などを行っている。
同セミナーでは「ローフードとは?」「ローフードのメリット」などを説明。また、「アーモンドチーズのナス巻き」、「フラックスシード(亜麻仁の種)クラッカー」、「チョコブラウニー&バナナのピーナッツクリーム添え」など、計8品のローフード料理に加え、「マヴィ」からは「ボジョレー私家版2008」という名の赤ワインが用意された。酵母の生きているワインも立派なローフード。
参加者の北濱和美さんは、「最初は旦那も反対していたが、ローフードの食事法を実践してからは体も軽くなったと夫婦で実感している」と話す。
「まずは普段の食事でも野菜を多く摂取したり、生の食材を先にを食べてから肉や魚を食べたりるだけでも全然違う。体が気持ちよくなりますよ」(酒井さん)。