サントリーホール(港区赤坂1)で4月16日、エステー(新宿区)主催「2万人の鼓動 TOURS ミュージカル『赤毛のアン』」の制作発表会が行われ、3年連続で主演を務める島谷ひとみさんが駆け付けた。
今年で12回目を迎える同ミュージカルは、スタッフ、キャスト、観客などミュージカルにかかわる総勢2万人で熱い思いを共有したいという思いから、「2万人の鼓動」と銘打つ。2001年からは、公演を行う各都市で出演者のオーディションを行い、地域密着・市民参加型のミュージカルとして展開。今年は全国7都市でオーディションを行い、839人が参加、8月より全国8都市で公演を行う。
発表会には島谷さんのほか、同ミュージカルのリンド夫人役の大和田りつこさんが司会進行役を務め、同社CMキャラクターの関根勤さんも駆け付けた。
3年連続で主演「アン・シャーリー」役を務める島谷さんは「1年目は初めてのドキドキ感や不安と期待で胸いっぱいでステージに立たせていただき、2年目は昨年以上のものにし、スキルアップできたらと思い頑張ってきた。3年目となる今年は世界中の人が元気になってもらえるように自分の中にあるものを出し切っていきたい」と意気込みを語る。
公演当日まで、同ミュージカルのホームページで舞台の制作過程を公開するほか、公演当日は観客席を巻き込む舞台演出を展開する。
チケットは、「プレゼントキャンペーン」による招待制で、クイズに答えて応募した人の中から抽選で1,000組2,000人にペアチケットを進呈する。今年で招待来場者数が17万人を突破する見通し。応募ははがきまたは同ミュージカルホームページで受け付ける。応募締め切りは6月30日。