サントリーホールで休館直前の「オルガンコンサート」 無料のライブビューイングも

オーストリアの名門リーガー社製のパイプオルガン(写真提供=サントリーホール)

オーストリアの名門リーガー社製のパイプオルガン(写真提供=サントリーホール)

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 サントリホール(港区赤坂1)で2月5日、「オルガン・リレー・コンサート サントリーホール休館直前スペシャル」を開催する。

1985(昭和60)年12月に撮影した建設中のサントリーホール外観(写真提供=サントリーホール)

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 1986(昭和61)年10月12日、「世界一美しい響き」を目指し東京初のコンサート専用ホールとして開館した同ホール。昨年には30周年を迎え、記念公演を数多く開催してきた。

 2月6日から8月31日にかけては、設備の改修工事を行うために一時休館を予定。サントリーホール広報担当の松原聡子さんは「今回休館前日に開催する当公演は、お客さまへの日頃の感謝を込めて企画した。この機会に当館の顔とも言える象徴的な存在であるパイルオルガンを多くの方に親しんでいただきたい」と話す。同ホールのパイプオルガンは、オーストリアの名門であるリーガー社製のもので、パイプの総数は5,898本、音色を使い分けるストップ数は74と、世界最大規模を誇る。

 当日は、国内外で活躍するのオルガニストのダヴィデ・マリアーノさん、新山恵理さん、勝山雅世さん、梅干野安未さん、三浦はつみさんがオルガンについてのトークを交えながらそれぞれおすすめの曲を披露。梅干野さんは、バイオリニストの正戸里佳さんとの共演を予定する。

 松原さんは「改修休館前のひとときをお客さまと共に楽しく過ごしたいというスタッフ全員の気持ちが詰まった公演。大ホールでバラエティに富んだオルガンのさまざまな音色を味わっていただきたい。小ホールのブルーローズも無料開放し、大ホールの演奏を体感できるライブビューイングなども企画するので気軽にお越しいただきたい」と来場を呼び掛ける。

 12時開場、12時20分開演。

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