赤坂エクセルホテル東急のレストラン「赤坂スクエアダイニング」(千代田区永田町2、TEL 03-3580-2331)が現在、ディナービュッフェ「おいしいダイニング 熊本」を行っている。
「おいしく食べていただくことで復興応援を」をテーマに、熊本県産の食材が豊富にそろう時期に合わせて開催する同企画。
広報担当の吉岡省二さんは「県の担当者から現地の状況をヒアリングする機会があり、その際に熊本の食材を積極的に使い、都内でも消費することが復興への手助けになると思った」と話す。
今回提供するメニューは、同ホテルのシェフ荻野寛さんが熊本の生産者を訪ね、それぞれの食材の持ち味を生かしたメニューを中心に、地元の名物料理をアレンジしたものなどをそろえる。
ラインアップは約40種類を用意する。「熊本地鶏・天草大王と野菜のポトフ」は、ブランド鶏の天草大王の手羽先と手羽元を野菜とともに煮込んだスープ。「からしれんこんのひとくち揚げ からし菜添え」は、地元の味を届けるため同県直送のからしれんこんを使用する。ほかにも、ポテトサラダをチクワで挟み天ぷらにした「ちくわサラダ天」、柔らかくジューシーな肉質が特徴のブランド豚を使った「くまもとのりんどうポーク 肩ロースコンフィマスタードで」、郷土料理の「だご汁」、「南関あげの押し寿司」などをそろえる。
スイーツの「夢未来みかんのスイーツグラタン」は、みかん・レーズン・パンなど、それぞれの味を引き立たせるため控えめな甘さに仕上げる。ほかにも、サツマイモと餡(あん)を使った郷土菓子の「いきなり団子」や、ソフトクリーム用に肥後の赤酒を煮詰めた特製の「赤酒ソース」も用意する。
吉岡さんは「震災のことを忘れずに、少しでも現地の力になれれば開催させていただく意義があるかと思う。募金やボランティアなどに踏み出せない方でもおいしいものを『食べて、飲んで、楽しみながら』支援をしていただけたら」と来店を呼びかける。
提供時間は17時~22時。2時間制。料金は、大人=5,300円、グランエイジ(60歳以上)=4,800円、中学生=2,800円、小学生=1,800円、幼児=800円。要予約。2月28日まで。