日本コロッケ協会(港区赤坂5)と、日本唐揚協会(渋谷区)が連名で「アゲノミクス宣言」を発表した。
それぞれコロッケや唐揚げをこよなく愛する協会員が集まり、国内のコロッケや唐揚げを記録し、そのおいしさや歴史を世の中に伝えるために「食べくらべ」などのイベント活動を行っている同協会。協会員になるには、ホームページ上で検定を受験し合格することにより「コロッケニスト」や「カラアゲニスト」の名刺が発行され、協会員として認定される。
アゲノミクス宣言とは、「揚げ物を食べて景気をアゲよう」「揚げ×飲みのミックスによる相乗効果で明日への活力を生み出そう」という意味が込められた経済成長戦略の総称。
不健康なダイエットに警鐘を鳴らし、週一回以上の揚げ物摂取を推奨する「規制緩和」や、外食・中食・内食の業界全体で団結して飽きのこない揚げ物のメニューを提案し、揚げ物の“出勤回数”を増やす「食卓出動」などのスローガンを発表した。日本コロッケ協会では、語呂合わせで毎月5日と6日を「コロッケの日」として認定し、ホームページなどで協会おすすめのコロッケを紹介している。
「日本の食文化を代表するコロッケや唐揚げをもっと気軽に食べられる社会を目指し、日本の景気をアゲていきたい」と日本コロッケ協会事務局長の竹内さん。「日本独自の文化を遂げた揚げ物を世界にフライしていければ」とも。