国立劇場で「さくらまつり」-劇場生まれの「駿河小町」など10種の桜咲く

国立劇場生まれの「駿河小町」

国立劇場生まれの「駿河小町」

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 国立劇場(千代田区隼町4)の前庭で3月29日、「国立劇場さくらまつり」が開催される。

満開となった小松乙女

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 今年で8回目を迎える「国立劇場さくらまつり」は、毎年1万5,000人ほどが来場し、都内でも知る人ぞ知る桜の名所。同劇場の前庭には、「駿河桜」「小松乙女」「神代曙」「仙台屋」など珍しい10種19本の桜を一度に見ることができる。国立劇場生まれの「駿河小町」は、「駿河桜」の種木から稚木が芽生え成長した新品種で一昨年に品種登録されたばかりのもの。

 期間中は、ゆっくりと花見ができるように床机(しょうぎ)と野点傘(のだてがさ)を並べた休憩所が用意され、温かいほうじ茶を無料で提供。「駿河小町の苗木」(5,250円)などの販売も行う。

「一重、八重とバリエーションに富んだ桜が順次開花し、白色や淡紅色の鮮やかな紅色の花をつける多種の桜が咲き競う姿を鑑賞していただければ」と同劇場担当者。

 開催時間は12時~15時。雨天中止。入場無料。4月7日まで。

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