民主党(本部=千代田区永田町1)が10月23日にリニューアルした民主党のモバイルサイトのアクセスが好調だ。
「民主党のことを話題にしてもらい、民主党の存在感を高めよう」というコンセプトをもとに、民主党はモバイルサイトをリニューアル。これまで民主党に関心の薄かった層をターゲットに、「笑ってもらえる」「受けてもらえる」「面白がってもらえる」ようにデザインを一新。同サイトで無料ゲームや待ち受け画像・着ボイスなどのコンテンツの配信も始めた。
リニューアル前の同サイトはトップに小沢一郎代表のイメージをデザインしたもので、民主党のニュースをメーンに配信。リニューアル版では小沢代表の写真の代わりに、昨年民主党が党章のデザインをもとに発案したマスコットキャラクター「民主くん」を採用し、デザインを一新した。
民主党のニュースに加え、新しく配信を始めたコンテンツは無料ゲームの「民主くんジャンプ!」、ポスター風の画像が作成できる「ポスターメーカー」、小沢代表の待ち受け画像と着ボイス、小沢代表をモデルに採用したキャラクターを使った「携帯用着せかえツール」の4コンテンツ。
無料ゲーム「民主くんジャンプ!」は、マスコットキャラクターの「民主くん」がジャンプして、頂上の国会議事堂を目指すというもの。「何度でも繰り返しチャレンジできる社会を目指す民主党」という方針を反映させ、ジャンプに失敗して落ちても「セーフティネット」で復活できるようにした。
ポスターメーカーは、民主党のキャッチコピーである「国民の生活が第一。」と好きな写真、最大7文字の氏名や言葉を組み合わせて、オリジナルの選挙ポスター風の画像が作れるというもの。作成したデータは待ち受け画面などに使用することができる。
民主党によると、リニューアル直後のアクセス数はリニューアル前と比べて約10倍に急増。現在も従来の5倍~6倍のアクセスがあり好調で、無料ゲームの「民主くんジャンプ」が人気を集めているという。「今後も親しんでいただけるようなサイトを維持していきたい」と民主党広報担当者。
コンテンツはいずれも無料。