赤坂のレーシングシミュレータージム「東京Virtualサーキット」(港区赤坂6、TEL 03-6277-6354)がリニューアルオープンして3カ月が過ぎた。運営はユニークス(大阪府堺市)。
「ポルシェ996GT3」ボディを切断し開発中のポルシェのシミュレーター。3月稼働を予定している
イギリス製の最新レーシングシミュレーターを導入し、バーチャルドライブによるレーシングトレーニングを行う同ジム。世界主要80カ所以上のサーキットを走行可能で、リアルタイムモニターで走行状況をモニタリング、ドライビングの全てを検証する。
リニューアルでは面積を約3倍の134平方メートルに拡大。ホスピタリティスペースを設け、トレーニングをしなくても多くの人が気軽に立ち寄れるようにしたほか、電話での予約受け付けにも対応するようにした。受付は、元レースクイーン・神楽万早実さんや、普段はレースクイーンの松田玲奈さんが担当する。
利用客はトップドライバーからモータースポーツファンまで幅広く、赤坂で働くビジネスマンでサンデーレースに参加するドライバーの来店も多いという。シミュレーターのため素人でもトレーニングでき、身長が140センチ以上なら子どもでも利用可能だという。
プランは、初めてレーシングシミュレーターを体験する人向けの「体験コース」(5,000円)と「通常トレーニングコース」(1万円)を用意。所要時間は約30分。
リニューアル後の反応について、元レーシングドライバーの砂子智彦塾長は「十分なホスピタリティスペースの確保により、トレーニング以外にフラリと立ち寄ってくれる方や、トレーニング後にゆったりコーヒーを飲みながらくつろいでいく方が増えた」と話す。
「モーターレーシング・ドライビングの楽しさ難しさをバーチャルなら気軽に知ってもらえる。多くの人にモータースポーツの魅力を発信していきたい。気軽に立ち寄っていただければ」とも。
営業時間は10時~20時。要予約。