赤坂にビアバー「sansa(サンサ)」(港区赤坂2、TEL 03-3583-4200)がオープンして2カ月が過ぎた。店舗面積は約59平方メートル。席数は25席。
ビールのタップ数は15。王道から珍しい味までさまざまな生ビールを提供している
世界各国のビールやクラフトビールなどを提供。生ビールやボトルビールなど常に新しいメニューを入荷し、年間で300種類は提供するという。
店を経営するのは池田慶一郎さん、鈴木知宏さん、橋本一彦さんの3人。以前はビール商社やビアバーに勤めていたという橋本さんがさまざまなビールを見つけラインアップする。
ビールのそれぞれの特徴をより良く味わえるよう、さまざまなグラスを用意。ワイングラスを多くそろえ、「香り・酸味・苦さ・重さなど、そのビールの良さがより堪能できるよう提供している」という。ビールの試飲サービスも行っており「忙しい時には行なっていないサービスだが、好みの味や新しいおいしさを見つけていただければ」と鈴木さん。
生ビールのメニューは、アラスカの薫製黒ビール「アラスカン スモーク ポーター」(1,200円)、しっかりとしたボディーにかんきつ系の苦味を感じるインディアペールエール「カルデラ アイピーエー」、薫製したクリの実を漬け込んだイタリアのビール「カスタニャーレ」(以上950円)など。
5種類の果物を使い飲みやすさが特徴のフルーツビール「リーフマンスフリッセ」(800円)も生ビールで用意、「ビールが苦手な人にもおすすめ」だという。製造元が推奨する氷を入れたロックスタイルでの提供も行う。
ボトルビールは橋本さんがベルギーで落札してきた「ミレニアム グーズ」(3万8,000円)や、「ひぐま濃い麦酒」(950円)、「liefmans goudenband2007」(2,500円)などを用意。
ビールのほかに、「コーヒーマニア」という橋本さん、鈴木さんが選んだマイルドとビター2種類のコーヒー(650円、2杯目400円)や、「本物のリンゴのような味」というリンゴのスパークリングワイン「増毛のシードル」(1,500円)、ウイスキー(700円~)、ワイン(3,500円~)なども用意する。
料理のメニューは「エゾ鹿のソテー 焼き蕪添え」「ラグーのパスタ」(以上1,200円)、「京にんじんのラペ」(500円)、「北海道産 キタアカリのフライドポテト」「和風ピクルス」「チーズのデザート」「大人のミルクアイス」(以上600円)など。
「ビールマニアからビールに苦手意識を持っている方までが楽しめるようなラインアップ。さまざまな人に来店していただき、ビールの幅広さ、おいしさを楽しんでほしい」と橋本さん。
営業時間は17時~翌2時。日曜定休。