赤坂・田町通りに10月14日、馬肉をメーンに使用する料理店「BISTRO 酒場 馬桜人(まろうど)」(港区赤坂3、TEL 03-6277-8528)がオープンした。
同店のコンセプトは「ビストロ風の馬肉料理店」。馬肉には熊本から直送された新鮮な食用馬肉を使用する。馬肉料理は和食で敷居が高いというイメージから、同店は洋風の馬肉料理をリーズナブルな価格で提供。「馬肉料理店は敷居が高いと思われ敬遠されがち。気軽に入れるようにして、若い人や女性など、幅広い層に対して入り口を広げたい」と同店・店長の浅葉誠さん。
店舗面積は約10坪。席数は16席。ウッディーな内装に、ステンドグラスのランプなどの欧風なインテリアを使用しビストロのような雰囲気を演出。馬のてい鉄や馬をテーマにした絵画を飾り、馬のてい鉄とワイングラスを組み合わせたロゴマークを使用するなど、ビストロ風の馬肉が名物の料理店であることを打ち出す。
メーン料理は「マロウド特製 桜鍋」(2人前=4,000円)。馬肉や野菜、トマトなどを具材に、馬のブイヨンをベースにカツオダシを隠し味に使用しポトフ風の「桜鍋」を提供する。鍋の「締め」には、米ではなく鍋に「セメチコリアタイプ(リゾ)」と呼ばれる米粒状のパスタを使用するのが特徴。「馬肉は脂質が上質でコラーゲン、鉄分も大量に含んでおり、女性にも馬肉の良さを知っていただきたい」と浅葉さん。メニューにも馬肉の成分表を載せ、馬肉の良さをアピールする。
定番の馬刺しは「フタエゴ」「ハツ」「レバー」「馬舌」など部位ごとに「本日の鮮馬刺し」として800円から用意。そのほか、「馬フィレ肉のタルタル」(1,000円)や馬肉を使用したソーセージ「せんこうソーセージ」(500円)など洋風の馬肉料理を提供。ランチには馬のほほ肉をした「マロウド特製 ビンタカレー」(900円)などを用意する。アルコールはワインを中心に日本酒や焼酎を提供する。客単価は4,000円~5,000円。
営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時~23時30分。