国会議事堂(永田町1)の「皇族室」が現在、内装改修工事のため見学ができなくなっている。
皇族室とは、式典などで皇族が訪れた際にのみ使用する控え室。1936年(昭和11年)に、当時の建築技術の粋を集めて竣工され、天皇陛下がお入りになる「御休所」と並ぶ豪華な内装となっている。国会の参観コースの中でも人気のスポットであり、多くの観光客が記念撮影などを行う。
3月3日から始まった改修工事は皇族室の老朽化により実施。壁面の布地交換などを行っている。
「31日には見学を再開する予定」と参議院広報担当者。