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赤坂の「とんかつまさむね」が5周年 「軽いとんかつ」が受け、開店前には日々長蛇の列

同店の名物といわれるメニュー「まさむねカツカレー」

同店の名物といわれるメニュー「まさむねカツカレー」

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 赤坂の「とんかつまさむね」(港区赤坂2、TEL 03-3505-3505)が、オープンから5年を迎えた。

オープン前には長蛇の列ができる店前の様子

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 2013年5月29日にオープンした同店。店主の佐藤誠さんは「脱サラ」組で、食べ歩きが趣味だったこともあり、かねてより自身の店を持ちたいと考えていたという。佐藤さんは「とんかつといえば一般的には『ずっしり』というイメージだが、いくらでも食べられる『軽いとんかつ』を提供する店を持ちたいと思った。オープン前はカレー店も考えた」と当時を振り返る。

 オープンから2カ月が経とうとする頃には口コミを中心に客が増え、ランチタイムには日々行列の絶えない人気店となった。2017年5月には隣接する店が空き店舗となったため買い取り、店舗の拡張に踏み切った。佐藤さんは「当初はサラリーマンが街からいなくなる土曜日の集客が課題だった。週末にお客さまが来てくれるようになるまでには時間がかかったが、今では遠方からもたくさんの方に来ていただき、本当に感慨深い」と話す。

 提供するメニューは、「ロースカツ定食」(1,380円)、「ヒレかつ定食」(1,480円)、「まさむねカツカレー」(1,380円)など。ランチタイムにはそれぞれ料金を200円前後下げて提供するほか、ランチ限定で「日替わり定食」(1,080円~)も用意する。とんかつには、高品質な飼料によって育てられたという「和豚もちぶた」を使い、揚げ方にも注意する。「軽いとんかつ」になるように火を通し過ぎずに調理しないのもこだわり。「豚肉特有の臭みがせず肉自体の美味しさを味わえる」との理由から、味付けにはソースではなく、岩塩と醤油をすすめているという。

 「誰にとってもとんかつは身近なご馳走。食べやすくリーズナブルな値段で提供しているので、あまりとんかつが食べる機会がないという人にもぜひ一度味わいに足を運んでほしい」と佐藤さん。「目指すところは街の定食屋。庶民的な味をこれからも提供していき、新しいメニューも積極的に並べていく」とも。

 営業時間は、11時30分~15時、18時~22時。土曜はランチのみ。日曜・祝日定休。

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