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赤坂の「日本一の女性バーテンダー」の店が2周年 数々の受賞カクテル提供

メインバーテンダー兼マネージャーの小栗絵里加さん

メインバーテンダー兼マネージャーの小栗絵里加さん

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 赤坂のバー「Algernon Sinfonia(アルジャーノン シンフォニア)」(港区赤坂3、TEL 03-3586-0535)が4月1日、オープンから2周年を迎えた。

小栗さんのオリジナル・カクテル「スノーシェル」

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 同店メインバーテンダー兼マネージャーの小栗絵里加さんは、秋葉原の「AKB48カフェ&ショップ」などで働きながら活動をしていた元アイドル。芸能界引退を機にバーテンダーの道を志し、複数のバーで約10年間バーテンダーとしてのキャリアを積んで独立した。テキーラマエストロの資格を保有している。また酒や葉巻の知識だけでなく、音大を出てオーケストラでバイオリニストとして活動していたことから、クラシック音楽についても造詣が深い。

 これまで多くのコンペティションに出場経験のある小栗さん。2016年は「ラ・メゾン・コアントロー」で国内2位、2017年では日本一の女性バーテンダーを決める「なでしこカップ」で優勝、2018年に開催された地元・北海道の「テシグナル2018 トロケッテウーノカクテルコンペティション」でも優勝した。

 同店では小栗さんが得意とするモヒートのほか、「なでしこカップ」で優勝した「マザーズブロッサム」(1,200円)や「テシグナル2018 トロケッテウーノカクテルコンペティション」で優勝した「スノーシェル」(1,500円)などオリジナル・カクテルも提供。フードは小栗さんの地元である北海道の食材を使ったメニューを中心に用意する。

 小栗さんは「お客さま同士が仲良くなり、私がコンペに出場した時に皆さんで応援に駆けつけてくださったことがとてもうれしく、心強かった。同業の方も快くコンペのカクテル作りの相談に乗ってくれたり、練習に付き合ってくれた。私も後輩たちにそうできる先輩になりたい」と2年の活動を振り返る。また、「お客さまが笑顔でお店を後にする姿を見届けられるとうれしくなり、もっと良いカクテルやサービスを提供できるように頑張りたいと思える。今後は地元の北海道に恩返しをしたいので、町おこしやイベントなど積極的に参加したい。いつか、すすきのにお店を出店できたら」と抱負を語る。

 営業時間は月~木・土曜=17時30分~24時、金曜・祝前日=17時30分~翌2時。定休日は日曜、祝日。

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