赤坂に「宇田川カフェ」の姉妹店-LD&Kがレストラン業態店を初出店

赤坂・外堀通り沿いにオープンした「宇田川カフェ」の姉妹店「赤坂オーセンティカ」の外観。

赤坂・外堀通り沿いにオープンした「宇田川カフェ」の姉妹店「赤坂オーセンティカ」の外観。

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 「宇田川カフェ」を手掛けたLD&K(渋谷区)の大谷秀政さんとクローカ・グラフィックスの高橋晃さんがプロデュースするイタリア料理店「赤坂オーセンティカ」(港区赤坂3、TEL 03-3224-2272)が11月21日、赤坂・外堀通り沿いにオープンした。

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 同店を経営するLD&Kはもともと、ガガガSPなどが所属する音楽プロダクション。「自分の部屋のようにくつろげる空間」をコンセプトに渋谷で「宇田川カフェ」を展開し人気を集める。その後も「音楽6・飲食4」という大谷さんの理想のスタンスのもと、大阪や沖縄にも飲食店を出店。同社はこれまでカフェ業態店をメーンに展開しており、赤坂にオープンした同店は初めてのレストラン業態の店舗で、「宇田川カフェ」の姉妹店として出店する。

 初めてのレストラン業態となる同店ではピッツァや産地直送の新鮮な魚介類を使用したメニューをメーンに提供。ランチタイム、ディナータイムのほか、ティータイムやバータイムの営業も行い、トラットリア、ピッツェリア、カフェとして利用できるような店舗として営業することで、若者から年配客まで幅広い層をターゲットにする。

 店舗面積は68坪。席数は90席。店舗のデザインはクローカ・グラフィックスの高橋さんが手掛けており、高橋さん手作りのろうそくのシャンデリアや唐草文様のインテリアなどオリジナルのインテリアが並ぶ。プラスチックなどの製品は一切使わず、トウのいすや木材のテーブルなどを使用し、古めかしい雰囲気で統一する。店内にはピッツァを焼くためのまき釜を設け、実際に使用するまきもディスプレーし、ピッツェリアであることを前面に打ち出す。音楽事業を展開していることから、店内では大谷さんがセレクトしたジャズやボサノバ、同社が手掛けているコンピレーションアルバムを流し、音楽事業のPRにもつなげる狙い。

 メニューは「マルゲリータ」(1,300円)、「ディアボロ」(1,700円)などナラの木のまきを使用して焼き上げたピッツァのほか、「自家製ソーセージのグリル」(950円)、「自家製ハム」(950円)など自家製のメニューや「シンプルなトマトパスタ」(1,260円)、「本日の鮮魚のアクアパッツァ」(2,000円~)など素材を生かしたメニューを用意。そのほか、カフェとしても利用できるようケーキや「フォカッチャサンドセット」(950円)などの軽食も提供。ドリンクは「宇田川カフェ」同様、大谷さんが厳選してブレンドしたオリジナルのブレンドコーヒーをはじめ、カクテル、ワイン、焼酎など幅広いメニューをそろえる。

 営業時間は、月曜~土曜=11時30分~翌3時、日曜=14時30分~23時30分。年末年始定休。営業時間によりメニューは異なる。

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