山と渓谷社、パンダのチャリティーカレンダー発売-収益の一部を寄付

チャリティーカレンダー「2009 パンダ パンダ!」の表紙画像。

チャリティーカレンダー「2009 パンダ パンダ!」の表紙画像。

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 山と溪谷社(港区赤坂1)は9月、収益の一部を寄付するチャリティーカレンダー「2009 パンダ パンダ!」を発売した。

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 現在、パンダの生息数はわずか1,600頭ほど。中国の四川省、雲南省、陝西省、甘粛省の山岳地帯を中心に生息している希少動物。その生息域は狭められており、世界で唯一のパンダの研究保護センターの「臥龍中国パンダ保護研究センター」では、病気やけがで弱っているパンダを保護し、健康にして自然に帰したり、人口授精による出産や成長の手助けをしたりするための飼育管理を行い、種の保存を図っている。

 同社は、昨年から収益の一部をパンダの保護のために寄付する同様のチャリティーカレンダーを発売。「今年5月に中国・四川省を中心に発生した四川大地震で、同センターが被害を受け、再建に多大な費用がかかることを受け、今年はカレンダーの収益の一部を同研究センターの再建のために役立たせる」と同社。

 同カレンダーの編集を担当したのは、黒柳徹子さんが名誉会長を務める日本パンダ保護協会(千代田区)。日本人・中国人のカメラマン計7人が撮影した臥龍に生息するパンダの写真を掲載する。

 仕様はA4版13枚つづり。価格は1,260円。

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