サカス広場で「赤坂サカス映画祭」-ミッドタウンと連動で開催

サカス広場で「赤坂サカス映画祭」を開催。温暖化をテーマにした短編映画14作品が上映される。

サカス広場で「赤坂サカス映画祭」を開催。温暖化をテーマにした短編映画14作品が上映される。

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 TBS(港区赤坂5)と短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)」は8月3日より、サカス広場(港区赤坂5)で同映画祭のノミネート作品すべてを上映する「赤坂サカス映画祭」を開催する。

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 SSFFは俳優の別所哲也さんが実行委員長を務める、日本で唯一のアメリカ・アカデミー賞公認の短編映画祭。海外でも展開を行なう「日本生まれの映画祭」で、設立当初から「スター・ウォーズ」の監督であるジョージ・ルーカスさんも応援している。

 今年10周年を迎えた同映画祭は、環境省が行なう温暖化防止の国民運動「チーム・マイナス6%」との連携により「ストップ!温暖化部門」を新たに開設。温暖化に関するショートフィルムの募集を行い300以上の作品が寄せられた。 

 赤坂サカス映画祭では、ストップ!温暖化部門の2008年度受賞作品を含めたノミネート作品全13作品を上映する。スペシャル企画としてレオナルド・ディカプリオさん制作の「GLOBAL WARNING」の上映も行う。また、ミッドタウンの屋外シアター「ガーデンシアターカフェ」でも同時上映し、連動を図る。

 同3日に行なわれたオープニングセレモニーにはSSFF・実行委員長の別所さんと同局の「みのもんたの朝ズバッ!」でお天気コーナーを担当する根本美緒さんが登場し、トークショーを開催。「温暖化をメッセージにした映画が増えてきている」と別所さんは同部門を新設した経緯を明かした。

 作品はサカス広場の400インチの大型スクリーン「Sacas 400」で上映。高音質スピーカーも増設し、屋外でも映画を楽しめる環境を整える。各作品の長さは2~15分で、全14作品を約90分に渡って連日上映を行う。日が落ち始める19時から上映し、仕事帰りのビジネスマンやOLをターゲットに狙う。「こういう場なので食事などを楽しみながら、隣の人とかとコミュニケーションをとってゆったりと楽しんでもらいたい」と別所さん。

 上映される映画は今年6月に受賞が決定したばかり。「優秀賞(環境大臣賞)」には洪水の物語を描いた「二つの氷山(Two Icebergs)」、「akasaka Sacas アワード」には水をテーマにした「Râ」、「J-WAVE アワード」にはサウナ部屋の中に座るオヤジたちの様子をアニメーションにした「サウナ(SAUNA)」が選ばれている。「短い映画だからこそあるメッセージを楽しんでいただけたらうれしい」と別所さんはショートフィルムの魅力を伝える。

 上映時間は19時から(8日は20時から)。入場無料。8月9日まで。

夏サカス’08短編映画祭「SSFF」開幕セレモニーに浅野忠信さん、中村獅童さんら(シブヤ経済新聞)「ショートショートフィルムフェスティバル」が横浜で初開催(ヨコハマ経済新聞)みなとみらいにショートフィルム専門映画館-別所哲也さん設立(ヨコハマ経済新聞)アークヒルズに「オープンカフェ・シアター」-400インチのスクリーン(赤坂経済新聞)

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