迎賓館赤坂離宮（港区元赤坂2）が11月14日、公式ツイッターの配信を始めた。

主に国・公賓主催の公式晩さん会が催される「花鳥の間」（提供＝内閣府迎賓館）

　外国の元首や首相などの賓客を迎えるための迎賓施設である同施設。今年4月から賓客を迎えるのに支障のない範囲で一般公開を始めた。公開は、インターネットによる事前申し込みと当日受付を併用しており、多数の申し込みがあるため1日あたり4000人を定員とし一般公開している。

　11月14日に配信を始めたツイッターは、これまでは情報の提供が難しかった混雑状況などをいち早く知らせことを目的に運用を開始。運用から約1週間が経過した11月22日時点で、フォロワー数は1300を超えた。

　投稿内容は、同館の四季の様子、接遇での使われ方、歴史などに関する情報をはじめ、公開日程や混雑状況などの一般公開に関するもの。内閣府迎賓館に関する更新情報なども配信する。

　同館の別府充彦館長は「迎賓館に関する最新の情報を入手する手段として使っていただくのはもちろん、『共有したい』『面白い』と思う投稿はぜひリツイートして拡散していただきたい。迎賓館にまつわる情報を多くの方に届けることでファンが増えることを期待している」と話す。