明治記念館に夏季限定ビアテラス-格調高さで差別化図る

「ビアテラス鶺鴒」の様子。1000坪の庭園が広がる。

「ビアテラス鶺鴒」の様子。1000坪の庭園が広がる。

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 明治記念館(港区元赤坂2)は6月3日、同式場の庭園に「ビアテラス鶺鴒(せきれい)」(TEL 03-3746-7723)をオープンした。

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 明治記念館では、毎年6月初旬から8月末にかけて式場内の庭園を利用して「ビアテラス鶺鴒」をオープン。「都内でも珍しい占有面積1,000坪にもなる芝の庭園を利用して、何かできないか」(同館)と10年ほど前から毎夏にビアテラスを開いている。

 同店は、既存のビアガーデンとは差別化を図り、「一歩格調の高いビアテラス」がコンセプト。雨天時などに使われる室内の金鶏の間は、元々憲法記念館と呼ばれ、明治憲法を制定するための御前会議が行われた由緒ある場所でもある。同館担当者は「由緒あるこの場所で、緑に囲まれながらゆっくりとお酒を楽しんでいただきたい」と話す。

 メーンとなるビアテラスは1,000坪で、席数は約150席。そのうち50席は完全予約制のプレミアムシートになっている。室内は、約50坪で席数は約70席。建物は明治時代に立てられた当時のままで、明治時代の雰囲気を楽しみながら酒を飲むこともできる。芝の広場では、日本舞踊のショーを行うなど、他のビアガーデンとは違う格調の高さを演出する。

 メニューはビールに合う食事が用意する。ボリュームのある「新潟の大判油揚げ」(1,050円)や手羽先の形をした「手羽先ギョーザ」(1,050円)など約40種類のメニューを用意する。アルコールは生ビール(820円)のほかに赤ワインや日本酒各種を用意。予算は1人約8,000円。

 営業時間は17時~22時30分。平日のみの営業。プレミアムシートは1テーブル5,250円のチャージが別途必要。

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